インビザライン-福岡・那珂川市の歯医者なら古賀歯科医院

インビザライン(透明なマウスピース矯正)

みなさんは、歯の矯正というとどういうイメージをお持ちでしょうか?

「歯に器具を付けて、すごく目立つ」というイメージをお持ちの方、そして、目立つのが嫌だ、と感じている方には「インビザライン」による矯正治療がおススメです。

このページでは、那珂川市の古賀歯科医院で取り扱っているインビザラインについて詳しくご説明いたします。

インビザラインとは

インビザラインとは、米国のアライン・テクノロジー社の開発したマウスピース型の矯正装置を使った歯列矯正の一種です。

1999年にアメリカで開始されてから20年以上の歴史を持ち、全世界で400万人を超える症例数を誇る、透明なマウスピースを使った矯正で世界シェアNo.1の治療方法です。

従来の歯にワイヤーを装着する矯正は、一目見ただけで矯正治療中であることが分かってしまうのが嫌だ、という理由で治療に踏み切る事のできない患者様もいらっしゃいました。

インビザラインには後述する様々なメリットがありますが、一番の特徴はなんといっても、透明な装置で目立たず、矯正をしていることがほとんどわからない、という点です。

近くでまじまじと口元を見て、やっと「あれ?何かつけてる?」と気づかれるくらいの自然な見た目です。今は全世界で新型コロナウイルスの影響でマスクをつけていることが多くなりましたが、コロナが終焉し、マスクを付けなくても良い世界に戻った時を、きれいな歯並び・素敵な笑顔で迎えてみませんか?

インビザラインのメリット

一番のメリットは、上述したように、矯正治療中であることがほとんどわからないくらい目立たない、という事。
この写真、実はマウスピースを装着していますが、ほとんどわからないですよね?

成人式や結婚式、思い出の旅行などでも口元を気にせずに写真に写る事ができるのは、他の矯正治療にはない大きなメリットです。

ワイヤー矯正と異なり、取り外しができることもメリットとして挙げられます。従来のワイヤーを使った矯正だと、ワイヤーと歯との隙間に食べ物が詰まってしまったりする事も多く、器具が外れてしまう可能性があるので硬いものを出来るだけ食べないなど、生活面での制限がありました。そして歯磨きもしにくいのでむし歯や歯周病が進行しやすくなってしまう、というデメリットもありましたが、インビザラインは取り外しが可能なので、食事やスポーツ、吹奏楽など、生活の制限はありません。歯磨きもマウスピースを外して通常通り行う事が可能で、器具も洗えるので清潔に保つことができます。

さらに、歯の動かし方にも違いがあります。ワイヤーを使った矯正は、歯にブラケットという金具を取り付けて、金具にワイヤーを通してワイヤーを調整することで歯を動かしていきますが、歯にかかる力が点になるので、痛みも大きくなります。インビザラインは、面で歯を包み込み、面で動かしていくために、ワイヤー矯正よりも痛みが少ないのも特徴です。

iTEro

他にも、当院では口腔内を光学スキャンし、治療前にシミュレーションでどのような歯並びに変化するのかを確認することができる「iTero」を導入しています。光学スキャナ―で口腔内を読み取り、3Dデジタルデータとして歯並びの移動を確認することができる、従来のワイヤーを使った治療では実現不可能な事が可能になりました。「本当に治るのか不安」「安くない費用を払って、期待の歯並びになっていなかったらどうしよう」という不安を無くすことが可能です。

インビザラインのデメリット

インビザラインは基本的に就寝時も含めて1日20時間以上の装着が必要となりますが、取り外しが可能なメリットの反面、例えば食事の時に外して、そのまま装着し忘れてしまった、どこかに忘れてしまった、という事が起こる可能性があります。
また、インビザラインは、複数枚のマウスピースを歯の動きに応じて決まった順番に取り換えていくのですが、「1枚なくしちゃったから、次のものを使おう!」のように順番通りに進まない場合、治療期間が延びてしまいますので注意が必要です。

また、様々な歯並びに対応できるインビザラインですが、症例によってはワイヤーでしか動かせないような歯並びも存在しますので、すべての方、すべての症例に適用できるわけではありません。治療が始まる前にどこまでできるのかをシミュレーションでお見せし、納得の上で契約に進むので、治療が始まってから「対応できません」のようにはならないのでご安心下さい。

インビザラインの治療の流れ

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まずは通常の初診時と同じ流れで、カウンセリング、基本検査、むし歯や歯周病の有無のチェックをします。
矯正を希望される方も、むし歯や歯周病を治してから矯正治療になります。
お口の中のお掃除や写真を撮影し、それを元に今後の治療についてご説明いたします。
複雑な症例の場合、別途矯正相談(有料:1000円)の時間を設け、再度ご来院頂きます。

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インビザライン矯正の流れや費用についてご案内いたします。治療をどうするか迷っている方は、口腔内を光学スキャンし、3Dデジタルデータを元に簡易的なシミュレーションで歯並びの変化を確認してもらいます。

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口腔内のスキャンやセファロ撮影(矯正用の規格レントゲン写真)など、診断に必要な資料を採取し、米国にて数百万件の治療実績を分析した結果と照らし合わせて、歯の動きのシミュレーションを作成します。作成されたシミュレーションはさらに、当院Drによって問題がないか確認し、それぞれの患者様にあわせたオーダーメイド治療計画を作成します。

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約1か月後に、完成したシミュレーションデータを元に治療計画や期間、費用をご説明いたします。

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約2週間前後でマウスピースが届きます。ご来院頂き、使用方法や注意事項などをご説明いたします。

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治療開始。定められた順番通りにマウスピースを一定期間ごとに装着していきます。月に1度程度医院にてシミュレーション通りに歯が動いているかをチェックしていきます。

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動いた歯並びは、元に戻ろうとする力がかかります。いわゆる「後戻り」です。この後戻りを防止するために、リテーナーという装置を付ける「保定期間」を設けます。保定期間は、矯正治療にかかった期間と同じ程度かかります。

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矯正治療の終了です。今後は4ヶ月毎のクリーニング、むし歯や歯周病チェックを行いながら、美しい口元をキープしていきましょう。お疲れさまでした。

インビザラインの治療期間

インビザラインの治療期間は4ヶ月~2年程度と幅があります。
軽度の歯並びの乱れや、過去の矯正の軽い後戻りの修正であれば、数枚のマウスピースを使って4ヶ月程度で終了することもありますが、最初の1年で大きく歯を動かし、次の1年で細かく調整をしながら歯を動かす流れで、約2年間の治療期間とお伝えすることが多いです。
治療前に、おおよその治療期間の目安をお伝えしますので、「こんなに時間がかかると思わなかった」となる事はないのでご安心下さい。

インビザラインの費用

気になる費用についてご説明します。
那珂川市の歯医者、古賀歯科医院のインビザライン治療は、毎月のチェックや調整費用も、すべてを含んだ料金体系でご案内しています。インビザラインの治療費が安くても、毎月の調整料が数千円×数年、と十数万円変わってくる事もありますが、当院では最初に提示した費用以外はかかりませんのでご安心下さい。
※金額はすべて税別です。

検査・診断料

5万円

インビザライン・フルパッケージ

80万円(調整費用、保定装置込み)

インビザライン・ライトパッケージ

片顎38万6000円(調整費用、保定装置込み)
両顎50万円(調整費用、保定装置込み)

インビザライン・ショートパッケージ

片顎26万円(調整費用、保定装置込み)
両顎32万円(調整費用、保定装置込み)

Q&A

痛みはないですか?

歯を包み込みながら動かすので、治療開始時や、新しいマウスピースに変えた数日は歯が抑えられるような痛みがありますが、2~3日で慣れる事が多いようです。従来のワイヤーによる移動よりも痛みは少ない事が特徴です。当院のスタッフが実際にインビザライン治療を行っていますので、興味がありましたら、ぜひお声がけください。

支払い方法

精密検査実施時に診断料として5万円をお支払いいただき、残額を現金、およびデンタルローン(福岡銀行、西日本シティ銀行)、各種クレジットカードにてお支払い頂きます。

マウスピースだけで本当に歯が動くのですか?

症例により対応方法が異なりますが、歯を効率よく動かすためにアタッチメントという突起を付けたり、歯にゴムをかけて動かすケースもあります。歯が動きにくい場合、一時的にブラケットやワイヤーを併用することがあります。

歯を抜いたり削ったりはしないですか?

多少歯を削ります。これはIPR(アイピーアール:隣接面削合)という昔からの矯正治療でも一般的に行われている歯の横幅を小さくするための処置になります。歯の大きさに比べて顎が小さい場合は、抜歯が必要となることがあります。

マウスピース装着時にしゃべりにくい、などありますか?

少しの違和感はありますが、実際に滑舌や発音にはあまり影響はないという方はほとんどです。